「本当にあった話じゃない。なぜ消えないんだ…」毎日眼に入るGoogleマップの悪いレビュー。顧客からの問い合わせが減り、新規顧客も来なくなった。その一方で、実際に削除されるレビューと削除されないレビューの違いが分からず、何度も削除申請して却下されている──こんな悩みを抱えるビジネスオーナーは多いです。本記事では、どのレビューなら確実に削除でき、どのような書き方で申請すれば成功するのか、実例に基づいて3つの方法を解説します。

Googleレビューが削除できる条件とは?

Googleレビューはすべての口コミが削除できるわけではありません。Googleが定める「禁止および制限されているコンテンツ」のポリシーに違反している場合に限り、削除申請が認められます。

削除が認められやすい口コミの主な条件は以下の通りです。

削除されやすいケース具体例
スパムや虚偽のコンテンツ実際に来店・利用していない人物による投稿、同一人物による複数投稿
不適切なコンテンツ差別的な表現、性的なコンテンツ、暴力的な表現を含む投稿
個人情報の掲載住所・電話番号・氏名などの個人情報が含まれる投稿
利益相反競合他社や元従業員による嫌がらせ目的の投稿
法的問題のあるコンテンツ名誉毀損にあたる明らかな虚偽の事実の記載

一方、「サービスが悪かった」「対応が不親切だった」といった主観的な感想は、たとえ事実と異なると感じても削除されないケースがほとんどです。

削除されやすい具体例 vs 削除されにくい例

削除される可能性が高い削除されない可能性が高い
「△△社に勤める田中太郎は詐欺師です」「このお店のサービス態度は最悪でした」
「営業時間 9時と嘘をついてきた」(営業時間が10時の場合)「接客が不愛想で残念です」
個人の本名・住所・電話番号を記載「品質の割に価格が高い」
「この会社は違法営業をしています」(根拠なし)「同じ内容で満足できませんでした」

方法1:Googleへの削除申請(フラグ申告)

最初に試みるべきは、Googleのレビュー報告機能を使った削除申請です。費用はかかりませんが、Googleが削除するかどうかの判断はGoogleに委ねられます。

STEP 1

問題のレビューを見つける

Googleマップで自社のビジネスページを開き、削除したいレビューを表示します。

STEP 2

「報告」ボタンをクリック

レビューの右上にある「…(その他)」アイコンをクリックし、「レビューを報告」を選択します。

STEP 3

違反カテゴリを選択して送信

「スパムまたは虚偽のコンテンツ」「不適切なコンテンツ」など、該当する違反カテゴリを選択して送信します。

STEP 4

Googleビジネスプロフィールからも申請

Googleビジネスプロフィールのオーナーであれば、管理画面からも削除申請が可能です。管理画面の「レビュー」から対象のレビューを選び、「不適切なレビューとして報告」をクリックします。

申請後、通常数日〜数週間でGoogleから審査結果が通知されます。削除が認められない場合は、次の方法を検討します。

方法2:Googleへの異議申し立て・再申請

一度削除申請が却下された場合でも、諦めずに再申請することが重要です。Googleのポリシー違反を具体的に示す証拠(スクリーンショット、競合他社との関係を示す情報など)を添えて、より詳細な説明とともに再申請することで、削除が認められるケースもあります。

また、Googleビジネスプロフィールのサポートに直接連絡し、問題のレビューについて説明することも有効な手段です。

方法3:法的手続きによる削除

Googleへの申請で削除されない場合、または明らかな名誉毀損・業務妨害にあたる場合は、法的手続きを検討します。

送信防止措置請求(仮処分)

弁護士を通じて、裁判所にGoogleに対する削除命令(仮処分)を申し立てます。裁判所が申し立てを認めれば、Googleは問題のレビューを削除する義務を負います。

発信者情報開示請求

匿名の投稿者を特定し、損害賠償請求や刑事告訴(名誉毀損罪)を行うための手続きです。2022年のプロバイダ責任制限法改正により、以前よりも手続きが簡略化されました。

手続き期間の目安費用の目安
Googleへの削除申請数日〜数週間無料
仮処分申し立て1〜3ヶ月弁護士費用:数十万円〜
発信者情報開示請求数ヶ月〜1年弁護士費用:数十万円〜

削除できない場合の対策:逆SEOとポジティブ口コミの増加

残念ながら、すべての悪質レビューが削除できるわけではありません。削除が難しい場合でも、以下の対策で被害を最小限に抑えることができます。

  • ポジティブな口コミを増やす:満足度の高い顧客に口コミ投稿をお願いし、全体の評価を改善します。
  • オーナーとして公式返信を行う:Googleビジネスプロフィールからレビューに返信し、誠実な対応姿勢を示します。
  • 逆SEO対策:自社のポジティブなコンテンツを強化し、ネガティブな情報が検索結果で目立たなくなるよう対策します。

よくある質問

Q. Googleレビューは必ず削除してもらえますか?

A. ポリシー違反が明確な場合(スパム、虚偽、差別表現、個人情報掲載)は削除される可能性が80%以上です。一方、「対応が遅かった」「価格が高い」といった意見だけの口コミは、事実との一致有無にかかわらず削除されません。むしろ重要なのは、削除申請の理由の書き方です。「虚偽」ではなく「営業時間の記載が実際と異なります」と具体的に示すと成功率が上がります。

Q. 削除申請にかかる期間はどのくらいですか?

A. Googleへの報告は数時間で受理されますが、Googleの審査期間は3日〜3週間が目安です。明らかに削除基準に違反しているレビューなら1週間以内に削除されることが多いです。却下された場合、再申請は異なる違反理由を記載することで成功率が上がります。

Q. 匿名のレビューでも投稿者を特定できますか?

A. 名誉毀損や業務妨害に該当する明確な虚偽内容の場合、弁護士経由で発信者情報開示請求が可能です。ただし費用は数十万円、期間は数ヶ月かかります。投稿者を特定するより先に、Googleへの削除申請を複数回試みることをお勧めします。

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